戦争は悪ともいえない、それは溜まったエネルギーが吹き出す、合理的期待形成な野田、

戦争は合理的に起こる。合理的な行為だ。将軍はゲーマーである、合理的な。

兵士は、合理的(消費、破壊されることを非合理と定義すれば)ではないが、戦争にいたる葛藤を身体に溜め込んで、それを合理的な将軍にトリガーポイントを刺激され、戦争にいたるのは、合理的な過程だ。

葛藤は常に溜まり続けている。それは変わらない。葛藤を少なくする身体技法などは、常にごくごく少数のたしなみに過ぎない。そしてそれは善ではない。

基本的に、葛藤が臨界まで蓄積されるシステムを人間社会が採っている。そしてそれが、臨界を超えると、戦争という形態で、解消(浄化)される。捨てられる、エントロピー排出が起こる。情報が、熱の形で、熱の死の形で、タンパク質の3次元構造が、熱的死へ、解消される。

『庶民は戦争はキライだけど、悪いインボウ家が騙すんだよ!』
ということを信じれば、スムーズに戦争ができる。臨界突破におけるスイッチだ。

基本的に葛藤を蓄積するシステムと、その解消システムは不変だ。

資本主義の爛熟も、葛藤を蓄積するし、社会保障の充実も、葛藤を蓄積する。

大阪の橋本氏は、外道衆でいうなら、田沼のような、葛藤を爛熟させ、腐りきるまで育てる人にも観える。

破壊はシステムだ。個々人の評価は、どうでもいい。ポイントかな、ここ。
試験にでる。個々人がいいとか、悪いとか、善人とか、悪人は関係ない。システムの項にすぎない。小泉はシステムが画像化、アイコン化された、可視化された、ヒューマンインターフェイスであって、アイコンについて、どうのこうの、いっても無意味なのだ。

個々人について、論じるのは、ナポレオニズムいうか、英雄譚のお遊びだ。

葛藤とは?
葛藤とは、宗教的な概念というより、電子と陽子、陰と陽、+と−という二元論生成モデルであり、あるシステムの中で、陰陽、+−の流れが、滞り、システムの外部へ、流出する、システム境界を内破するまで、システム内部の、圧力が高まった状態。システム内部の、情報が高まり、外部との融合(システム境界の破壊)により、情報圧力、エントロピーの低下を求める状態だ。エントロピーの極大化したシステムが、エントロピーを下げるため、システム境界を破壊(内破)して、外部と融合し、エントロピー、情報のつまりを解消する。

社会の指導原理は、エントロピーを下げられない。戦争、自然災害による破壊は避けがたい。避けるにはエントロピーの低下、情報を抜いていくことが、必要なのだが、資本主義の高度化も、社会福祉の充実も、両方とも、エントロピーの増大と熱的な死を準備する。

政治、経済といったシステムが、システム工学的に制御不能エントロピー排出が制御できない事態になっているのは、不可避、避けられない。エントロピー排出解がないからだ。


エントロピー排出は善ではない。それは指導原理ではない。理想や理念、目標、指導といったツール、思考のツールとエントロピー排出のシステムは関係がない。

理想、理念、指導、発展、進歩とは、エントロピー増大に伴う思考現象だ。

社会が制御不能とは、エントロピーの増大速度、密度といった、エントロピー増大現象を細かく制御することができなくなった、いうことだ。

政治と経済は、ロジックが抜かれてしまう、ロジックを観ようにも、ないのだ。

ロジック、制御原理が、逝かれてしまった。


社会現象にロジックを見つけることが、困難になってきてるし、なる。だから社会に論理が無いことに、悩まないことだ。なくなる趨勢、そういう宇宙情勢な野田。

社会の制御原理、システムのエントロピー制御原理の、建て直しはない。

太陽の建て直しができないからだ。


コントロール不能性、解決不能性、ロジックの欠如に悩まず、再建の道を探らず、個々の、自分と自分の圏、自己圏、自己と拡大された自己のネットワークが、守られていればいい。


自己と拡大された自己のネットワーク、システムからは、せっせと、エントロピー排出をする。こんがらがった情報は捨てる。それぐらいはできる。それぐらいしか、できない。


見極めは、拡大された自己システムの、一部に取り入れたいか、否か?
自己システムと、拡大された自己システムから、エントロピー排出、情報の処理(排出)はうまくいっているか。


ある人の自己システムが、混乱している情報処理(排泄)をしていて、その人を拡大された自己システムの項に加えて、うまく情報排出できるならよい。他人の問題は、根本的には、その人の問題であり、解決は本人にしかできないのだ。余計なお世話な野田。いうのは情報処理の観点から、よーく、みる野田。

エントロピーが増大し続ける項を、拡大された自己システムのメンバに加えると、拡大された自己システムの失調が起こる。エントロピー排出を引き受ける自信があれば、別だ。
ポイントはそこだ。


現状認識は、今が太陽変容期であり、情報の変容期であること。情報のエントロピー処理がキモであること。社会システム、政治、経済は、エントロピー処理機能を失調していること。だから社会的問題の解決、解消、エントロピーの排出は、ひじょーに、困難であることを認識すること。ひじょーに、キビシイ。

基本、モンダイは解けないのが、前提。全世界的、全社会的にモンダイ(葛藤、二元性生成原理)は解けない。

自己および拡大された自己システムの、問題解決、エントロピー処理に専念。
他人を抱え込むということは、自己のエントロピー処理システムに組み入れること。そこの自信があるかを、吟味。

政治、経済、社会のモンダイは解けないのが、デフォルト。
自己と拡大された自己システム、それに癒合する他者。そこが限界だ。問題解決の。

問題解決できないことを、デフォルトにすること!